LifeHacks EXPO in リクナビNEXTエンジニア適職フェア

京都から遥々、新幹線に乗って伊藤直也さんの話を聴きに行って来ました。

本来、転職を考えているエンジニアが参加するイベントだと思うのですが、

というのにひかれて、かなり遠いでしたが、行って来ました。


青いはてなTシャツジーパン、スニーカーというラフな服装が凄く印象的でした。
スーツ姿で仕事をするのではなく、普段からラフな格好で仕事できる環境に憧れます。
声も予想どうりの声でした。あの話し方が良かったです。
naoyaさんが書かれている雑誌やblogでは得れないものが、実際の話を聴いて得られたような気がします。

業界で活躍されている方の話を聴けるイベントには今後も参加していきたいと思いました。


かなりへたくそなメモですが、残しておきます。

@@@@ はてなの一日 @@@@

時間 内容
10:00 出社
〜10:30 英会話
〜10:35 スタンドアップ・ミーティング
〜11:00 開発者ミーティング
11:00〜 各自作業
19:00 退社
  • 新しいサービスを3日で構築、リリース。

 朝:仕様決め
 昼:コーディング
 夕:テスト
 夜:プレスリリース

  • 残業はしない。 社長は19時になったら帰ってしまうので、みんな残っていてもしょうがないからとっとと帰ってしまう。

 遅くまで働いている人が偉いみたいな文化は絶対に作らないようにしなければならないと思っている。
 短時間でいかに効率的に働くかということをやっている。

  • 海外進出ねらっている。

 ミーティングの前に英会話。
 いつかシリコンバレーに行きたい。
 英語の難しい所:英語をしゃべるのは「恥ずかしい」という感覚。

 みんな立ってミーティングをしている。
 立って行うことで、ミーティングを長引かせたくないという心理を働かせ、無駄を排除。
 大企業病の一番は、長いミーティング。
 とりあえず会議のために集まってブレスト(ブレーンストーミング)的に
行っても、大抵の場合何も生み出さない。

 決められたルールがあって始めて、その会議というのが成り立つ。

 ・前日の報告
 ・今日の予定
 ・社内カレンダーから読み上げ
 ・発表
  ・今日話したいことを各自が話す。
   聴きたい人だけ聞く、聴きたくない人は、さっさと席に戻る。
 
  ・携帯電話の投票システム
   言いぱなしではなく後でフィードバック

 短時間で効率的にやって伝えるべきことを伝える。
 

@@@@ 情報共有 @@@@

  • blogとwikiを使っている。

 はてなでは、メールはほとんど使わない。
 メーリングリストを使っていると、読まなくても良いものがメールボックスに配信されてくる。

 blogとwikiなら、見たい人が、見たい所を、見たい時に見れる。

blogは、後から参照したい情報をストックするのには適していない。
後から検索する。
修正があればどんどん直していく。
はてなでの使用例: 「MySQLを使ってどうやって大規模な運用をしていくのか」といった文章。

  • 重要: 単純にツールを導入しただけではうまくいかない。

社員1人1人が情報を共有するということに価値があるということをみんなが認識しているか?
自分が持っている情報を自分の中にためこまずに、外にアウトプットするという文化が根付いているか?

うまくいかなかった例:
 ある会社でブログを始めたが全然盛り上がらなかった。システムを作ったがどうしよう...
 ツールだけ導入して、後は勝手にやってくれでは、絶対にうまくいかない。
 普通のインターネットのコミュニティーと同じ。

ツールは手段である。目的は何かを考えること。

  • はてなは何でもオープンにする会社

 スタッフ全員がblogを書いている。
 みんな好き勝手に書いている。
 

ユーザーさんは、なぜアイデアを却下されたのかを凄く知りたがっている。
最近では1日に3000〜4000ダウンロードされている。

  • 法則: 価値のある情報はアウトプットする所に集まる

@@@@ タスク管理 @@@@

  • アナログなタスク管理: 全部紙でやってる

 カップヌードルの箱を切って作った「あしか」と呼ばれるタスク管理システム(原価50円)
 箱が4つに切れれている
 ・ペンディング
 ・そのうちやる
 ・すぐやる
 ・終わった

 座席が決まっていない。
 朝早く来た人から、好きな座席に座る。

  • 週に1度図書館
  • 月に1回合宿

 3泊4日
 何も決めずに車に乗る
 さて何を作ろうか?
 車の中で要件定義・仕様決めを考える
 最近の新しいサービスは全部合宿で

 初日は移動で疲れるので、夜は大富豪で頭をほぐす。
 次の日の朝8時から夜の7時までひたすらコーディング。
そしてその晩は、また大富豪。
これを3日やる。
 合宿に行くのは開発メンバーの4人〜5人。
 会社には半分近くが残る。
 意地でも結果を出す。
 
不連続
 新しいサービス
 まとまった時間
 集中できる環境

中規模
 図書館
 電話がならない

大規模
 合宿


現在は、全体で月間4億ページビューある。
社員10人でも十分まわせていけてる。
その秘訣は、今回紹介したアナログなLifeHacks