Google Maps API keyの仕様が変更され、鍵管理の負担が大幅削減

Google Maps APIを利用している開発者に朗報です。これまでGoogle Mapsを利用するために生成していたkeyの有効範囲が広くなりました。以前では、例えば「http://localhost/foo/」で生成したkeyは、fooディレクトリ直下でないと有効ではありませんでした。つまり、「http://localhost/foo/hoge/」や「http://localhost/foo/hoge1/hoge2/」といったサブディレクトリ以下では、そのkeyは機能しませんでした。ですので、このような厄介な仕様によって、Google Maps APIを利用する開発者はフラストレーションを感じていました。

ですが、最近アップデートされた仕様では、例えば「http://localhost」でkey生成を行うと、localhostのどこでもGoogle Mapsを利用できるkeyが発行されるようになりました。かなり便利になりましたね。これで鍵をいっぱい管理する必要が無くなりました。quick hackなコードとも、これでおさらばです(笑

今回の情報はGoogle Groups : Google-Maps-APIの「Clearing API Key」というスレッドで知りました。

Google fixed all that a while ago, they just haven't updated the
documentation yet.

A key now works for all subfolders, and for the www.domainname.com,
domainname.com pair. It doesn't work across other aliases that your
website may have only for the www/non-www pair.

Oct 8, 3:39 am Mike Williamsさんより

Google Mapsのドキュメントにはまだ今回の仕様変更が記述されてない模様。このスレッドは、たまたま見つけたのでラッキーでした。やっぱり最新の技術は定期的にメーリングリストをチェックするのが大切ですね。