HACKING: THE ART OF EXPLOITATION
結構前に買った本なのですが、ネットワークの勉強も兼ねて、読み直し中です。
セキュリティーに興味がある方にはおすすめの一冊です。システムをhacking(悪い方の意味)する方法について実践的な説明がされています。例えば、バッファオーバーフローの脆弱性が含まれるsuid rootされた実行ファイルを使ってroot権限を奪う方法、TCP接続をハイジャックする方法、暗号化された802.11bのワイアレストラフィックをクラックする方法などが詳細に説明されています。悪いことに使おうと思えば使えてしまいます。しかし、本書はもちろんそれが目的ではないです。システムがどのようにしてhackingされるのかを学ぶことによって、読者自身のセキュリティーに対する感心を高め、hackingされにくくする方法を読者に考えてもらいたいのだと僕は思います。
僕が持っているのは、日本語版が出版される前に買った洋書の方です。日本語版が出版されるのを待てなくて買ってしまったんです。日本語版は確かオライリーから出ているはずです。
Hacking: The Art of Exploitation
- 作者: Jon Erickson
- 出版社/メーカー: No Starch Press
- 発売日: 2003/11/01
- メディア: ペーパーバック
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