「UI as Commons」という発想を図にしてみました

naoyaさんとmiyagawaさんが面白い議論をされていたので、僕もちょっと考えてみました。

お二人の議論を参考に図にしてみると、こんな感じになるのかなと思いました。

こうして図にしてみると、以下のようなアイデアが出てきました。

  • データソースは、RSSAtomフィードよりも知的な感じがする(ロジックが組み込まれるため)
  • ユーザーが定義したデータソースもfeed的に扱って、データソースのランキングができると面白いかも (データソースはURIで一意に選択できるため、データソースをfeed的に扱うことは可能だと思います)
  • 異なるドメインに配置されたデータソースにアクセスするためのGatewayLivedoorで用意しなければならない (XMLHttpRequestではクロスドメインで通信できないため)
  • Livedoorは、REST的なインタフェースとJSONの仕様書を、開発者向けに提供する

今は時間がないのでこの辺で。

追記 (2006/05/12 08:45)

ただ、任意の他ドメインJavaScriptを読み込ませるのは、きっとセキュリティリスクが伴う話なので、まあ一度サーバかませたほうがいいのかも。でもわたってきたJSONデータをすぐにJavaScript側でevalしちゃうなら一緒だね。

snippets from shinichitomita’s journalより

信用できないユーザーからのJSONデータを、そのままevalしてしまうと、もし悪意のあるコードがそのJSONデータの中に入っていたりすると、確かに危険ですね。

JSONデータにプログラミングが入っていたら、それをフィルタリングして、純粋なデータだけにしてしまう、もしくはrejectしてしまうといった振る舞いを、サーバサイドで実現できれば、JSONでもよさそうな気がします。

UI as Commonsな考え方で、Webサービスを連携していくには、こういったセキュリティーの問題もクリアしていかなければならないのだなぁと、改めて思いました。