多面的に人や会社を見ようよ。良い所を見つめようよ。絶対その方が面白いよ。

知性なき「はてな」−本の読めない技術者・伊藤直也 (セックスなんてくそくらえ)

久しぶり「カチン」ときた。これはスルーすべきじゃないと思った。僕は、日本語が得意じゃないから、誤解やうまく表現できないこともあると思うけど、ちょっと思ったことを書いてみようと思う。発散していて読みにくいかもしれないけど、ごめんなさい。

まず、伊藤直也さんの本棚を単にブログのエントリーで見ただけで、伊藤直也さんが本が読めない(読まない)技術者って決めつけるなんて単細胞すぎない?頭が硬すぎる。というか、ネットとかの媒体を通してしか、はてな伊藤直也さんを見ていないのに、はてなや彼の何がわかるのか。

確かに、ブログで紹介されていた伊藤直也さんの本棚をパッと見ただけでは、noon75さんがそういう印象を持つ気持ちはわからないでもない。noon75さんは、はてな伊藤直也さんを、ブラウザを通して見えるテキストとか画像からしか見たことが無いから、そんな印象を持ったのかな。伊藤直也さんが本が読めない(読まない)技術者かどうかを、そんなブログのエントリだけで決めつけるのは、非常識だと思う。

実は僕は一年ほど前に、はてなで働きたくて、採用面談などで、はてなの社員の皆様のお世話になったことがあります。その時に伊藤直也さんとも、もちろんお話をしました。採用面談をした後に、はてなの職場で、はてなスタッフの皆様と飲み会がありました。お酒を飲みながら伊藤直也さんを見ていて思ったことは、伊藤直也さんは心が広くて暖かい人柄の持ち主だということです。教養もあって、一緒にお話をしていてもとても面白い方です。飲み会の場にいて、直感的に「この人だから、はてなのCTOが務まるんだな」と思いました。僕は、伊藤直也さんを実際に自分の目で見て、お話したことがあるだけに、短絡的に伊藤直也さんが本が読めない(読まない)技術者というふうに決めつけられて、DISられるのがとても悔しい。はてな伊藤直也さんのことを良く知るPerlコミュニティーのみんなも、こんなDISられかたして悔しいと思わない?

自分の大切な漫画を本棚に置いておいて何が悪い?「本」って活字ばっかりで書かれたものじゃないと「本」として一人前に扱われないの?noon75さんは、漫画という芸術をバカにしているように、僕には思える。漫画からも学んだり得られらたりするものは多いのでは?どんな本でも、自分にとって大切なメッセージが込められていると思ったら、漫画であろうと何であろうと関係無くかけがいのないモノになるんじゃないの。そんな本を、自分の本棚に大切にとっておきたい。僕はそう思う。

実は、僕は最近、東京の方に引っ越してきて、京都の実家に大量の本を置いて上京してきました。本当に必要と思う本だけを選んだので、僕も伊藤直也さんのような本棚になりました。オライリーの本が多いかな。だから、僕も今自分の本棚を撮って、ブログのエントリーを書いたら、同じような印象を持たれちゃうかな。

あとスターウォーズを見てワクワクするのが悪い?一緒に働くメンバー全員が、「同じ価値観を少しでも多く共有すること」って凄い大切だと思う。

本から学ぶことは、とても多いと思うし、それ抜きではやっていけない。それは認める。でも、本から学ぶことって、一生の人生の中でどれだけの割合を占めるのかな?僕は、「本」から学べるものって、人生の全体からして、少なくとも1番では無いと思う。つまり、「本」が一番って価値観は持ってない。

僕は、前に、にぽたん(id:nipotan)さんをDISってしまって、凄い後悔して反省して、どうしようもないくらい落ち込んだことがある。だからDISる人の気持ちも、逆にDISられる人の気持ちも良くわかる。DISることで、逆に真実が見えてくることがあるとは思うけれども、やっぱりDISられた人の気持ちを考えると、もう絶対に人を簡単にDISるなんてできない。もしかしたら、今僕が書いたこのエントリーを読むと、今僕がnoon75さんのことをDISってると思うかもしれない。けど、そうじゃない。何と言うか、僕は、noon75さんにはもっと冷静になって大人の議論をしてほしいと願っている。DISることよりも、もっと大切なことが無いか、noon75さんにはもっと考えてほしい。そして、noon75さんには、noon75さん自身がとった言動が、はてな伊藤直也さんにどのような影響(ポジティブな面と、ネガティブな面)を与えたのか、もう一度冷静になって考えてほしい。

悪い所を指摘する時は、良い所も一緒に言うようにすれば、指摘した側も指摘された側も、悪い気持ちにはならないんじゃないか、このエントリーを書いていて、ふと単純に思った。そんな単純には、うまく行かないかな。難しいな。

最後に、僕がnoon75さんに贈りたいメッセージがあります。それは「多面的に人や会社を見ようよ。良い所を見つめようよ。絶対その方が面白いよ。」です。人や会社ってそんなに単純じゃなくて、数えきれない次元の数の評価軸があると、僕は思います。そして、悪い所もあれば、良い所も絶対あります。良い所を見つけて、指摘してあげるのって、楽しいと思いませんか?良い所を褒めてあげて、それによって、さらにその人や会社が成長して、世界中の人々を幸せにしていってもらえば、結局自分自身にとっての幸せにもつながると僕は思います。

これまで全く知らなかったnoon75さんがとった言動には一部、僕は感謝しています。なぜなら、noon75さんがそんなエントリーを書かなかったら、今僕は、このエントリーを通して、はてな伊藤直也さんのこと、本に対する考え方、僕が過去に犯した過ち、について書こうとは思わなかったはずだから。チャンスを与えてくれたことには感謝しています。

本当にありがとうございます。